痛みの原因と言っても様々ありますが、大きく分けて4つほどあります。
原因①「負担が蓄積されて耐えきれなくなったがために痛み」
まず1つは、負担が蓄積されて耐えきれなくなったがために痛みとして出てくる場合です。
これは主に慢性的なものが多く、ヘルニアや狭窄症と言ったものが挙げられます。中にはトップ的に起こるケースもありますが基本的には段々と疲労が重なり痛みになるのが一般的です。筋肉というのはゴムと同じで伸縮性に富んでいます。その伸縮性は筋肉量によって左右されますが限度を超えた負担をかけるとゴムが切れてしまうように筋肉も切れてしまいます。それが痛みです。
原因②「負担に耐えきれなくなり痛み」
2つめの原因は一過性に強い負担が身体に掛かってしまい身体がその負担に耐えきれなくなり痛みとして表れる場合です。
筋肉は鍛えれば鍛えるほど強い負担にも耐えられるように出来ていますが元々ある筋肉が弱ってしまったり、使えていなかったりすると筋肉が負担に耐えきれずケガをしてしまいます。人間は一般的な日常生活では筋肉を鍛えることが出来ません。むしろ筋力が1年に1%ずつ減ってしまいます。「学生の頃は身体が痛いなんて感じなかったのに今ではしょっちゅう痛みが出てくる」と言う方がいらっしゃるとすると、それは自身の筋力が衰えていて、些細な日常生活の負担にさえ耐えられない身体になっている証拠です。
原因③「骨や関節が原因の場合」
3つめの原因は、骨や関節が原因の場合です。骨が折れてしまったりすれば周辺の組織を傷つけてしまったり、変形を起こせば今まで通りに動かすことが出来なくなったり、関節が悪くなれば椎間板や靱帯にも影響を及ぼし、痛みとして出てきます。
原因④「ホルモンバランスが乱れることによる痛み」
4つめはホルモンバランスが乱れることによる痛みもあります。
人間には本来備わっている、痛みを抑制してくれるホルモンがあります。そのホルモンがストレスを感じたりすると、痛みを抑制するどころか痛みを引き起こしてしまう場合もあります。特にホルモンの乱れを起こしやすいのが更年期障害によるものやストレスから来る鬱などです。こういったものはすぐに良くなるものではないので、医師や専門家のアドバイスを参考にしていただきたいと思います。
まとめ
他にも痛みの原因というのは様々ありますが、大まかに分けるとこのような種類に分けられます。身体に痛みが出ると言うことは、患部が悪くなっているというサインなので普段からしっかりケアを行って、痛みが出ないように心がけていきましょう。
痛みが出てしまってからケアを行うのでは治すまで時間がかかってしまうものも中にはありますので、予防をかねてストレッチや冷やさないようにするなど対策をしてください。
他にも、仕事で忙しく時間が取れない方などはサプリメントなどで自分に足りていない栄養素を取ることもおすすめです。