治療院で施術を受けた後の自宅などで簡単にできる正しいセルフケアとして挙げられるのは3つあります。
セルフケア① 筋肉を緩める
まず1つ目が筋肉を緩めることです。痛みがある部位やその周辺の筋肉というのは血流障害が起きていて滞っている場合がほとんどです。なのでご自宅にいる時でもお風呂上がりや身体が温まっているときにマッサージを行っていただくのが施術効果を高めます。
セルフケア② ストレッチ
2つ目はストレッチです。ストレッチは筋肉を伸す効果だけではなく、血流を改善したりストレスを解消する効果があります。
ストレッチのコツ
・ストレッチは「各30秒ずつ」が目安 身体が暖かい状態で行うと効果的
⇒お風呂上がりや軽い運動の後がオススメ!
・深呼吸を行いながら
⇒呼吸ができないほどの強さでストレッチすると逆効果に怪我しやすいです
・反動をつけない
⇒勢いをつけてしまうと筋肉がビックリして硬くなろうと反応してしまうので、反動は付けずにじっくりストレッチするようにしましょう
筋肉というのは、ゴムと同じ動きをするので急に引っ張ったりすると筋肉が引きつれを起こしてしまう事があるので注意が必要です。今ではSNSなどで様々なストレッチ方法があるのでそちらを参考にして自分に合ったストレッチを見つけるのも一つの手かと思います。
セルフケア③ 適度な運動
3つ目が適度な運動です。運動の目的は大きく2つあります。1つは血流を良くしてあげること。2つ目が使えていない筋肉を使えるようにするためです。
1つ目の血流をよくするというのは、痛みや筋肉に凝りある場所は微弱な炎症が起き、炎症が起こると筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。そのため、痛いからといって大事に大事に動かさないでおくと、より痛みが強くなったり、回復が遅くなってしまうので運動が必要になります。
2つ目の使えていない筋肉を使えるようにするというところでオススメなのが、
・30分程度のウォーキング(お散歩より早いペース)
・自重、もしくは軽い重りを使ったトレーニング
この2つです。
ウォーキングというのは有酸素運動になるので筋肉に与える影響というのは良いものになります。自重や軽い重りを使ったトレーニングというのは自分の身体の重みだけを利用したもののトレーニング(腕立て、腹筋、背筋、体幹トレーニング)と軽い重り(500g~1㎏)を利用した運動です。2つの方法では鍛えられる筋肉や負荷というのが全く違うので自分に合ったトレーニング、出来そうなトレーニングを見つける必要があります。